処方される薬1つ(1本、1錠)あたりの価格の計算方法:単価は結局いくらになるの?市販の方が安くなるの?

今までは処方された薬を調剤薬局で出してもらい『少しでも安いものを』ということでジェネリック医薬品に変更し購入していたのですが、1つ(1本、1錠)あたりの値段がまちまちだったので、一度きちんと把握してみよう。と思い、先日調剤薬局の方に全ての項目について聞いて来たのですが、これは知ってる知ってないで処方される薬の値段がだいぶ変わって来ますね。丼勘定も男らしくて?いいかもですが、これはいかん!ということで、忘れないうちにメモしておきます。

処方される薬(外用薬)の単価一覧表』はこちらに書きました!

処方される薬1つ(1本、1錠)あたりの価格の計算方法

処方される薬1つ(1本、1錠)あたりの価格の計算方法は、簡単には、

諸費用(診察料、調剤技術料、調剤管理料)+ 処方された薬の値段 ÷ 処方された薬の数

となります。要は、単純に薬の値段だけを計算しても、それが1つ(1本、1錠)あたりの薬の値段にはならない。ということです。

文字だけではわかりにくいので、以下の明細を例にとって解説します。まずは諸費用について。

諸費用について

ピンク色部分が、1.諸費用(診察料はここには含まれていません)で、青色部分が 2.薬の価格 となります。

外用薬(ヘパリン類似物質とプロペト)のみを処方された時の明細

drug-price-system01

内服薬2種類と、外用薬(ビーフソテンローション)を処方され、土曜日に行った時の明細

drug-price-system02

1.調剤技術料の内訳は、
[調剤基本料] と [調剤料] に分かれ、[調剤基本料] は、薬局ごとに決まっている基本料金です。土曜にいくだけでも結構かかってくるんですね。
[調剤料] は、薬1種類ごとにかかる料金で、内服薬調剤料は、¥5/1日外用薬調剤料は、¥10- がかかってくるようです。
[調剤管理料] は、その薬局で処方された薬等の管理をしてもらうために支払う料金のようです。

2.薬剤料についてですが、これはかなりやいこしいです。今回5種類処方していただいたのですが、上から順に説明すると、
『ヘパリン類似物質外用スプレー』は、500gとなっていますが、これは100gのスプレー5本ということです。
『プロペト』は、300gとなっていますが、これは100gの容器3本
『パラシクロビル錠』は、2錠5日分で、10錠
『ビラノア錠』は、1錠7日分で、7錠
『ビーフソテンローション』は、100gとなっていますが、これは50gのスプレー2本ということです。

ちなみに診察料は病院ごとによって、また初診だったりそうでなかったりと料金はその都度変わって来ますので、今回は一律¥1,000-として計算します。

諸費用の計算方法

ここでは、『諸費用(診察料、調剤技術料、調剤管理料)』としているのですが、診察料は一律¥1,000-として計算し、調剤技術料、調剤管理料1枚目の明細を元に計算することにします。(ややこしいので、1種類の外用薬で計算したので、調剤技術料計の合計は、10点少ない点数です。)

診察料¥1,000-
調剤技術料調剤技術料計101点 × 3(3割負担) = ¥303-
調剤管理料薬学管理料計38点 × 3(3割負担) = ¥114-
合計¥1,417-

上記のように、合計の ¥1,417- が今回の諸費用となります。

薬の計算方法

こちらも1枚目の明細を元に計算することにしますが、2種類だとややこしくなるので、『ヘパリン類似物質外用スプレー』1種類、5本分を計算してみます。

『ヘパリン類似物質外用スプレー』:825点 × 3(3割負担なので3を掛けます。) = ¥2,475-

ちなみに、1本あたりの値段は、
『ヘパリン類似物質外用スプレー』:¥2,475- ÷ 5本 = ¥495-

となりますが、最初に書きましたように、単純に薬の値段だけを計算しても、それが1つ(1本、1錠)あたりの薬の値段にはならない。ので、以下に計算していきます。

最終的な薬1つ(1本、1錠)あたりの価格の計算方法

諸費用(診察料、調剤技術料、調剤管理料)+ 処方された薬の値段 ÷ 処方された薬の数

これに先ほど計算した金額を当てはめていくと、

諸費用 ¥1,417- + 処方された薬の値段 ¥2,475- ÷ 処方された薬の数 5本』= ¥778.4-

となります。

ですので、諸費用を抜いた1本あたりの値段 ¥495- とは、¥300-程違う計算になりますね。また、もしこの時5本ではなく、1本だけ処方されていたら、

諸費用 ¥1,417- + 処方された薬の値段 ¥495- ÷ 処方された薬の数 1本』= ¥1,912-

となり、以下のような市販薬より高い金額になってしまいます。

処方される薬(外用薬)の単価一覧表』はこちらに書きました!

まとめ

少々把握しにくい計算となりますが、今回の例であれば『ヘパリン類似物質(旧名称ビーソフテン)について:ヒルドイドとの違い』で書いたように、2,3本もらうだけならわざわざ病院に行って処方してもらわなくても市販薬を購入した方が、お金も時間も節約できる、ということになるので、やはりこの辺は少々面倒でも、軽く計算できるようになっていた方がよいですね。



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